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地中埋設物について part3

2024年07月26日

こんにちは!
株式会社北斗です!

当社は、長崎県佐世保市を中心に鉄リサイクル事業や住宅や工場などの解体作業をおこなっています。

これまで地中埋設物に関する情報をpart1とpart2に分けて発信してまいりましたが、今回のpart3では、地中埋設物の有無の確認する手段としての調査方法と基本的な撤去方法の2つについてご紹介したいと思います。解体工事を行う前に事前調査をすることで、機械と地中埋設物の衝突による機械の破損を防ぐことができたり、作業をスムーズにこなせたりするため、調査が行われております。また、撤去方法については、part2でご紹介したように地中には様々な埋設物が存在するため、地中埋設物の種類によって対応が異なる場合があります。その点も含めて、ご紹介したいと思います。

地中埋設物の調査方法について

工事を始める前に重要なのは、事前に確認することです。そのため、事前調査を行うことで、安全性を高めることができます。工事に際して必要な調査方法を把握しておくためにもご紹介します。主な調査方法としては、3つあります。

地歴調査
地歴調査は、地中に埋まっている物質や建造物に関する歴史的な文書や図面、記録を集め、それをもとに現地での詳細な調査を実施するプロセスです。この調査では、過去の地図や建設計画、建物の設計図などの資料を綿密に参照し、地中の埋設物の位置や性質を正確に把握します。これにより、埋設物の種類や用途などが詳細に明らかとされ、調査の計画や方針を立てる際に不可欠な情報源となります。
また、地歴調査は地域の歴史や土地利用の理解を深めるためにも重要とされており、その成果は建設プロジェクトや文化遺産保護の観点からも大きな意義を持っています。

ボーリング調査
ボーリング調査は、異なる直径の穴(ボーリング)を地中に掘り進め、その穴から採取した試料を分析することで地下の構造を詳しく調査します。特に土壌汚染の発見に効果的であり、地中に埋まっている物質や構造物に関する情報をボーリング調査を通じて収集することが可能です。

地中レーダー探査(非破壊検査)
非破壊検査は、地中に埋設された物質を傷つけることなく調査する手法で、主に地中の状態や位置を確認します。その中でも特に一般的な手法が地中レーダー探査です。この方法では、高周波の電磁波を地中に送り込み、その反射パターンを解析して地中に埋まった物体を探知します。地中レーダー探査は迅速であり、地下の異なる密度の物質を明確に区別する能力があります。実地での調査が可能な点で、地歴調査に比べてより実用的です。また、地歴調査と非破壊検査を組み合わせることで、地中に埋まった物体をより高い精度で特定することができます。

地中埋設物の撤去方法について

埋設物の種類に応じて、撤去方法は異なります。例えば、コンクリートガラや瓦などの建築廃材は、重機を使って掘り起こし、その後トラックで産業廃棄物処理場に運搬して処分します。
浄化槽については、通常は全てを掘り起こして撤去する方法が推奨されます。費用的に全撤去が難しい場合は、一部を解体して一時的な措置として地中に埋めることもありますが、土地を売却する際には全てを撤去する必要があることに留意が必要です。
井戸の場合は、すべてを撤去することが困難であり、通常は井戸枠を取り除き、地上部分を撤去してから砂利や土で埋め戻します。井戸には神聖な意味合いがあるため、地域の習慣に従い、埋め戻し前にお祓いや儀式を行うことがあります。

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