コラム
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地中埋設物について part2
2024年07月24日
こんにちは!
株式会社北斗です!
当社は、長崎県佐世保市を中心に鉄リサイクル事業や住宅や工場などの解体作業をおこなっています。
前回のコラムでは、地中埋蔵物が地中にある理由についてや撤去しなければならないことをご紹介しました。今回は、地中埋蔵物として発見された物がたくさん種類があるため、ご説明したいと思います。
地中埋蔵物の種類について
地中埋蔵物となる物は様々な種類が存在します。建設するときや解体工事を行うときに使用される物はもちろんのこと、その他にも意外だと思われるものも埋まっている場合があります。種類としては、
瓦やコンクリートガラ
瓦やコンクリートガラはよく地中に埋まっている建築廃材の一例です。建物を解体する前にこれらの廃材を適切に処理しないと、解体作業中に予期しない場所でこれらが発見されることがあります。昔は建設リサイクル法が存在せず、建設廃材の適切な処理が規制されていなかった時代に、解体工事で出た廃材を違法に埋めてしまったケースが考えられます。
岩石
地中から大きな岩石が見つかることはありますが、これは自然に形成されたもので、よくある現象です。近年の住宅建設では、基礎を深く掘ることが一般的になっており、岩石が建築作業を妨げることがあります。基本的には、重機を使って地中を掘り進める作業中に岩石が見つかることがあります。
井戸や浄化槽
事例は少ないものの、後になって使用されなくなった井戸や浄化槽が地中から発見されることがあります。浄化槽は、公共下水道が整備されていない地域で生活排水を浄化するために用いられるものです。近年では下水道整備が進んでいるため、浄化槽が使用されなくなり、そのまま放置されるケースが増えています。また、かつて土地を所有していた方が井戸をそのまま放置し、埋めた事例も存在します。
鉄筋
鉄筋が使用されているビルやマンションの敷地では、時折、地中から鉄筋が発見されることがあります。以前の解体作業で、鉄筋を撤去するコストを抑えるために埋められた可能性が考えられます。
沸き水
水脈のある地域では、湧水が地表に現れることがあります。これを防ぐためには、必要に応じて適切な排水経路を確保するなどの措置が必要です。
その他
稀ではありますが、医療施設から廃棄された注射器や針、カテーテルなどの医療廃棄物が地中から見つかることがあります。これらは血液や体液がついており、感染症廃棄物として扱われ、許可を持つ専門業者以外は回収できません。解体業者を通じて専門業者に依頼するか、役所に相談することが必要です。
また、地中からタイヤや衣類などが見つかることもあります。これらは以前の住人や近隣住民が敷地内に捨てたものを埋めた可能性があります。
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株式会社北斗
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