コラム
column
金属のリサイクル先
2024年03月25日
こんにちは!
株式会社北斗です。
当社は、長崎県佐世保市に拠点を置き、空き家の解体工事や金属のリサイクルを行っています。
当社は金属リサイクル業を通して、お客様から廃金属を買取り、再び資源として金属を用いるために加工を行い運搬をしています。
しかし、運搬先でどのようなものに生まれ変わり、どのように活用されているのかをご紹介したことがありませんでした。
そこで今回は、実際にリサイクルされた金属がどうなったのかをご紹介します。
日本の金属リサイクル
日本では、建物や電化製品、車など生活のすべてが鉄製品と結びついています。
ですが、日本は資源が乏しい国の1つであり、基本的に多くの資源は外国からの輸入に頼ってしまっていることが現状です。
そのため、日本ではリサイクルによる資源の再利用が、資源の有効活用という観点から重要視されています。
意外と日常には、リサイクルされたものを使った製品があふれています。
リサイクルされた金属のその後
金属といっても様々な種類があります。
鉄や銅、ステンレス合金などものによって加工のされ方や生まれ変わるものが違います。
◆鉄がリサイクルされたら
鉄はリサイクルしやすい素材であり、そのほとんどが新たな鉄鋼製品として生まれ変わります。ちなみに「鉄はリサイクルの王様」と呼ばれています。
建設資材や鋼材として、鉄筋・管・型枠などに用いられるほか、自動車や機械の部品や建材、工事現場の足場としても利用されます。
また、鉄道のレールとしても大変重宝されています。
さらには、電化製品などにも使われていて、資源が不足している日本にとって無くてはならない重要な資源になっています。
◆銅がリサイクルされたら
導電率の高さや熱伝導率の高さ、加工のしやすさが特徴であるため、鉄と同じく、電化製品や精密機械などの部品にも用いられています。
また、電線や銅線などケーブルとして使われることも多いです。
さらに、食器や照明器具などにも利用されていて、実は私たちの身近なところに多くリサイクルされています。
北斗では
当社では、全ての金属スクラップは貴重な資源であると考えています。
日本は、資源が少ない国ですが、実は街中に金属が溢れていて、金属スクラップは1年で2000万t以上も発生しているといわれています。
これらのスクラップとなった限りある資源を使い捨てるのではなく、
金属リサイクルの流れを構築し、限りある資源を限りなくリサイクルへと繋げていきたいと考えています。
そして少しの資源も無駄にしない、そのような持続可能な社会の実現に向けて努めていきます。