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アスベスト除去について簡単にご紹介!

2022年12月09日

前回アスベストのレベルについてご紹介いたしました。
そして今回は、解体工事におけるアスベストを処理するための方法を簡単に解説します。

◆アスベストの除去方法
1.建物内のものをすべて撤去
まず最初にアスベストがあるところ以外のすべてのものを撤去します。
畳や家具などを全て撤去し、アスベスト除去をしやすい状態にします。

2.隔離養生設置
隔離養生を隙間なく行い、アスベストが外へ飛散させないようにします。

3.セキュリティゾーンの設置
セキュリティゾーンを設置し、その中を※負圧状態にすることで、作業中に防護服などに付着したアスベストを外へ持ち込ませないようにします。

※室内の空気の圧力が外の空気より低い状態のことを言います。 圧力が低いと室内に空気を入れる働きがあります。

4.アスベストの除去
粉じん飛散抑制剤の散布を行い、アスベストを湿潤化させます。
そうすることで液剤とアスベストが結合し、ゲル状の状態になり、飛散の恐れが低くなった状態で除去をすることができます。
ケレンやヘラ、ワイヤーブラシ、ハンマーなどその場に適した道具を用いて掻き取ります。

アスベストを処理する作業員は、身体に危険なばく露の恐れがある大変危険な場所で作業を行います。
そのため、耐久力があり動きやすい素材の防護服や防塵マスクは欠かせません。

5.粉じん抑制剤を再び散布
アスベスト撤去作業が終わったエリアでも、まだ空気中にアスベストが飛散しています。
もう一度粉じん抑制剤を散布し、空気中のアスベストを集めます。

6.養生の撤去
完全にアスベストが撤去されたことを確認したら、隔離養生を撤去します。

7.除去したアスベストの処理
専用の袋に除去したアスベストや窯業シートを詰めて、指定の処理場で処理を行います。

ここまで行ったうえで内装解体作業に取り掛かります。

このようにアスベストを除去を行うにはさまざまな工程を踏むことになり、
お金がかかり作業がより難しくなることや時間がかかることがあります。

また、解体物にアスベストがあることに気づかず行うと大変なことになりかねません。
しっかりと正規の手順を踏み、アスベストがあるか業者に診断してもらうことも大切です。


北斗では、住宅解体業を行っております。
これらのことで何か疑問点や相談事などがありましたら、
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