コラム
column
解体工事前に発生するトラブルについて①
2022年08月31日
解体工事は、さまざまある工事の中でも最もトラブルになりやすい工事の一つと言われています。
解体工事前のトラブルは大きく分けて2つに分けられます。
それは、業者とのトラブルと近隣トラブルです。
これは工事前、工事中関係なくいつでも起こる可能性があります。
自分が工事を依頼した際にトラブルにならないように、トラブルを避けるポイントを抑えなければなりません。
そこで今回は、「解体工事を始める前」に発生するトラブルについてご紹介します。
解体工事前のトラブル
工事のトラブルは、工事中だけ発生するわけではありません。
良くない業者に依頼してしまうと、依頼人だけではなく近隣住民にも迷惑が被ります。
いくつか紹介いたします。
①工事現場の近隣住民への挨拶がない
基本的に、工事を行う前は近隣住民に挨拶や説明をする必要があります。
工事が始まると大きな音や振動などが発生し必ず近隣住民への迷惑になってしまいます。
普段の暮らしでは聞かないような大きな音が日中になっていたら、いやな思いをする人、ストレスを感じる人は多いはずです。
これを挨拶や説明なしに勝手に工事を始めてしまえば、苦情やクレームになることは間違いないです。
依頼人は工事をする前に、近隣住民に工事が始まる旨を伝え理解を得る必要があります。
近隣住民に工事があることを伝えれば我慢してもらえることがほとんどです。
また、ほとんどの業者は工事前に近隣住民に挨拶をしますが、
心配な方は業者に一言あいさつ回りに行くように伝えると良いです。
業者と依頼人からの挨拶周りは近隣トラブルを抑制する上でとても大切なものになります。
②養生や足場の状態が悪い
騒音やほこりなどの粉塵を抑制し、近隣住民に迷惑が掛からないようにするためには、
養生シートが必須です。
しかし、養生シートが穴が開いていて頼りないといった状態だと、
依頼人もそうですが、近隣住民が不安になってしまいます。
適切な処置がされていないと苦情やトラブルに繋がります。
また、足場がしっかりしていないと安全性がなく、けがをしたり大きな事故に見舞われる可能性があります。
足場や養生がずさんでは作業になりません。
依頼する際には、適正な金額や解体工程の確認をすることが大切です。
③解体費用について
解体費用は高すぎると依頼人の負担が大きくなりますが、安すぎても良くないということがあります。
安すぎると、②でお話した養生もそうですが、適正な金額を払わなければ良い素材の物は使えないこともあります。
また、追加料金で多額の金額を請求されるといった例もあります。
必ず、業者との間で見積りを行うなどしっかりと話し合うことが重要です。
最後に
このように解体工事を行う前の段階から様々なトラブルに見舞われる可能性があります。
まずは、しっかりと業者と話し合い、お互いどのように工事を進めるかなど決める必要があります。
次回は工事中に発生するトラブルについてご紹介いたします。
株式会社北斗では、解体業を営んでおります。
解体工事に関する疑問や相談ごと、ご要望がありましたら、
是非お問い合わせください。
お待ちしております。