コラム
column
解体工事で使用される重機②
2022年08月01日
株式会社北斗では、解体業や金属リサイクル業を営んでおります。
今回は、前回に引き続き解体工事で使用される重機についてご紹介いたします。
前回のコラムでご紹介した油圧ショベルですが、
さらに大きな種類の重機も存在します。
油圧ショベルの種類
〇ロングアーム
油圧ショベルよりもアームが長いことが特徴です。
公共工事や高さ10m程度のマンションやビルなどの建物を解体する際に活躍しています。
〇ツーピースアーム
アームの接合点が油圧ショベルやロングアームより一つ多くなっています。
15mほどの高さまで対応できるということで五階建ての
より高い建物の解体作業を行う際に活躍します。
〇ロングフロント
アームの接合点が複数ありツーピースアームよりもさらに高いところまで対応することができます。
アームを伸ばすと地上40~50mの高さまで届き、10階から17階建ての建物を解体することができます。
アタッチメントの種類
油圧ショベルのアームの先端に取り付けられている、先端部分は取り外すことができます。バケット(砂などをすくうことができます)もアタッチメントの一つです。
さまざまな様々な作業に対応できるように、形状が異なるアタッチメントが多数あります、
解体作業に作業に特化した機構になっているアタッチメントを紹介いたします。
〇グラップル
フォークのような形状をしていることから別名「フォーク」とよばれています。
こちらのアタッチメントはがれきなどの廃材を挟むことができ、
解体作業だけではなくその後に行われる、がれきの仕分けなどの作業ができます。
皆さんがよく見かける、バケットと一緒にもっとも使われるアタッチメントの一つです。
〇カッター
工具のペンチのような形状になっており、グラップルと同じで廃材などを挟むことができます。
また内側には、はさみのような刃がついているため、鉄骨や鉄筋コンクリートを切断することができます。
そのため、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の解体で使用されます。
〇ブレーカー
巨大な筒状の金属でできており、個の金属の部分(チゼル)が連続で打撃を与え粉砕します。
そのため、アスファルトやコンクリートなどを粉砕する際に使用します。
解体工事だけではなく、道路工事等でも使用されます。
〇大割・小割圧砕機
上記のブレーカーは、打撃で粉砕しますが、こちらは二つの爪で挟んで粉砕します。
大割はコンクリートの柱などを破砕し、ビルの解体工事で使用されます。
小割は大割で破砕したコンクリートをさらに小さくすることができます。
〇スケルトンバケット
網目状になっているバスケットになっています。
網目の大きさを変えることができ、すくったものをふるいにかけ選別することができます。
最後に
このように油圧ショベルは、さまざまな解体現場でも使えるように、
形状や大きさ、用途など多種多様な種類があります。
北斗でも油圧ショベルを使用しており、その作業に適した大きさやアタッチメントを使用しています。
またこれらの油圧ショベルは、免許を持った専門の社員が、社員やお客様の安全を第一に考え、日々作業を行っています。
北斗では、解体業や金属リサイクル事業を展開しております。
解体工事に関する、疑問や相談事がありましたら、是非お問い合わせください。
お待ちしております。