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洗濯機の正しい処分方法とは?
2022年03月01日
前回、前々回のコラムでは家電4品目の処分方法をご紹介させていただきました。
今回は家電4品目の1つである【洗濯機】の処分方法を紹介します。
【洗濯機】も家電リサイクル法の対象です。
家庭用として製造・販売され、家庭で使用されているものが対象になります。
一方で業務用として製造・販売されたものを、家庭で使用した場合は対象外となるため注意が必要です。
対象となる品目は以下になります。
・全自動洗濯機
・2槽式洗濯機
・洗濯乾燥機
・商品同梱の付属品(洗濯カゴなど)
・外付のコインボックスを取り外した洗濯機本体
洗濯機にはテレビや冷蔵庫のような大きさや積載量による大小区分はありません。
~洗濯機の処理方法~
洗濯機の処分方法を実際にご紹介していきます。
佐世保市では、家電4品目に加えて衣類乾燥機は、粗大ごみとして市で収集したり、
クリーンセンターへ般入することはできないことになっています。
洗濯機を処分したい場合は、基本的に購入した販売店で廃家電として引き取りしてもらう方法があります。
不要になった電化製品を引き取ってもらうにはリサイクル券が必要になり、
それを購入する際にリサイクル料を支払います。
金額は以下の通りです。
洗濯機:2,484円~3,202円
※製造元のメーカーによってリサイクル料が異なる場合があります。
家電の引き取り方法は大きく分けて3つあります。
1.家電量販店に引き取り依頼をする。
廃棄したい家電を販売したお店は引き取りを行う義務があります。
基本的に買ったお店で対応してもらうと良いです。
買ったお店が分からない場合は、廃棄のみでも引き取りを行う家電販売店があります。
また事前にリサイクル料をチェックすることでスムーズに対応してもらえます。
2.収集運搬の許可業者に引き取り(運搬)依頼をする。
処分するメーカーのリサイクル料に加え運搬料が発生します。
業者によって運搬料金が異なるため注意が必要になります。
3.自分で引き取り場所に搬入する。
これは各自治体の指定された取引場所で行います。
また、処分する家電製品のメーカーや大きさや容量を確認して
郵便局で家電リサイクル券を購入(家電リサイクル料金を支払う)します。
また、回収業者の中には無許可・違法なものがあります。
最初は無料と言いつつ、最終的に法外な料金を取られるおそれがあります。
家電4品目を処分する際は、家電リサイクル法に基づいた正しい手順で処分を行っていきましょう。